3年生は総合的な学習の時間に昔の道具を見たり,触ったり,体験したりする活動を行いました。講師として来ていただいたのは,古都小学校の元校長先生の高原正郎先生です。先生はご自宅に多くの民俗資料をお持ちで,貴重な資料を車いっぱいに積んで持ってきてくださいました。
今から80年前の電話など,3年生の子どもたちは初めて見るものばかり。

初めに高原先生からの今日の活動のお話を聞いてから楽しい学習が始まりました。

ゼンマイを巻いてチクタクと音をさせて動く壁時計に興味津々の3年生。時刻を知らせるベルの音がします。

「これが今から30~50年前の電話です。」「すごく大きいなあ。」「ここ(受話器を)を取って話すのを見たことがある。」ちょっと昔の電話機を触らせてもらって驚いています。

井戸の水を汲む「釣瓶」のモデルを見せてもらっています。水を汲むのもなかなか大変な仕事だと分かりました。
昔の子どもたちの遊びにもチャレンジしました。紙製の安全な竹とんぼで遊んでいます。よく飛ばすことができて楽しんでいました。

子どもたちにはなじみのあるぶんぶんゴマもありました。力の入れ加減が難しいですが,慣れるとビュンビュン回転します。先生はとても上手!

2時間の体験学習はあっという間に終わりました。積極的に道具の名前や使い方について質問し,昔の人々のくらしや遊びについて理解を深めるよい体験ができました。高原先生には,子どもたちが前のめりになって取り組むことができる学習を実施していただき,本当にお世話になりました。