5年生は社会「情報を生かす産業」の学習をしています。ふだんよく使うコンビニエンスストアをテーマに「買い物をする人の好み」「地域性」「季節」などの情報が,実際の消費者の買い物とどのようにつながっているのかを考えました。
先生が実際にコンビニで扱われている商品を見せてくれました。ラーメンやうどんなどの麺類は,地域によって取り扱われている商品が異なります。地域性を反映していますね。
まず,各自がタブレット端末を使って,古都地区にある架空のコンビニ「Kマート」の周辺情報(利用者,近々の行事,気候)と,扱われる商品の関連を整理しました。「暑い日なので飲み物が売れると思う」「仕事帰りの女性の人が甘いものを買うかも...」購入される商品と関連する条件を結び付けて考えていました。考えたことは,全員が見える場所に提出します。
次にグループの中で,どのような商品がどのような条件で購入されているかを見合いました。コンビニの本部がいろいろな店から上がってきた情報を見るように,各自が提出した情報を見せ合います。本部は「どのような条件の時に,何が売れるのか?」を見極めて,商品を出荷したり開発したりする様子を体験してみました。
まとめでは,コンビニで売られている商品は,各店舗の情報を元に選ばれたり,量を調整したりしている様子について話し合いました。販売の情報を生かして,消費者が求めるものに応えるようにしている,コンビニのひみつについて考えることができました。