令和4年度の卒業式が終わりました。

 平成5年3月17日,古都小学校の卒業式の朝を迎えました。心配されていた雨も降らず薄日の差す穏やかな一日となりました。最後の日に元気に登校してきた6年生が,受付で5年生に胸花を付けてもらって教室に向かいました。

 厳かな雰囲気の中で式が始まりました。6年生は堂々とした態度で証書を受け取りました。6年間の小学校生活の思いが詰まった証書です。
 校長先生からは,古都地区のぶどう栽培に大きく貢献した「遠藤春太郎」さんのお話を聞きました。課題にぶつかったとき,まず解決方法を「考える」,周囲の人々と「話し合う」,考えたことを「実行する」ことの大切さについての話でした。
 卒業式の歌や呼びかけも練習の時以上に心を込めて表現することができていました。卒業式に相応しい態度で最後までがんばることができていました。卒業生の熱意が伝わる立派な式になりました。
 式後の体育館では,卒業生が保護者の方に向けて作ったビデオを流していました。子どもたちの温かいメッセージに,保護者の方々も目を細めて見入っていました。
 教室での最後のひと時を過ごした,担任の先生と6年生が出てきました。4,5年生と職員が花道を作って,卒業生の門出をお祝いしました。30名の卒業生が保護者の方と横に並んで,古都小学校から巣立っていきました。中学校での益々の活躍を祈っています。
 4,5年生は式場の片付けなど,最後まで名脇役として立派なはたらきぶりでした。来年の高学年を安心して任せることができそうです。
 4,5年生に,校長先生から助演協力賞の賞状を送りました。来週から最後の1週間,古都小の新しいリーダーとして活躍してくれることを期待しています。
 卒業生の皆さん,保護者の皆様,本日はおめでとうございました。