ぶどうの剪定をしよう(3年総合)

 3年生は地域のぶどう農家の方を先生としてお招きし,総合的な学習の時間にぶどうの栽培に取り組んできました。昨年の秋には学校園でおいしいピオーネを収穫し,お世話になった先生方をぶどうパーティに招待しました。今日は,冬を越したぶどうの木の剪定を行います。

 春になると,ぶどうは太い幹から次々と蔓を伸ばし始めます。蔓が伸びるための新しい芽が多く出過ぎると,一つ一つの蔓が大きく成長しません。だから,芽が多く出過ぎないように,必要な芽だけを残して枝を剪定します。先生に教えていただきながら作業を体験しました。

 落とした枝を観察すると確かに芽が付いています。「ここから新しい芽が出てぶどうが育つんだな。」剪定をやってみて初めて分かりました。不要な枝は短く切って,畑にすき込んで肥料にしたりすることもあるそうです。

 今日の剪定で,今年度の3年生の総合的な学習の時間の作業は終わりです。ゲストの先生方には,3年生の活動する時間以外にも,活動の準備やぶどうの手入れで本当にお世話になりました。子どもたちからゲストの先生方にお礼を伝え,今日の学習を終わりました。学校園のぶどうは,次の3年生の子どもたちに引き継がれていきます。