古都地区は古くからブドウ栽培が盛んに行われ,長い歴史のある地区です。3年生は総合的な学習の時間にブドウ栽培に挑戦し,おいしいブドウを作るための工夫や,そこではたらく人々の願いや努力について学んでいます。今年もその学習が始まりました。
子どもたちを指導してくださるのは,地域にお住いの岡田様と西崎様です。お二人は古都小学校の卒業生で,古都地区でぶどう栽培に取り組んでおられます。以前から母校の学習に協力していただいています。
今日行ったのは「芽かぎ」と呼ばれる作業です。春になるとぶどうの幹からは,新しい葉が次々と芽吹き花を咲かせます。しかし,芽が多くなり過ぎると葉や花に十分な栄養が行きわたらず,ブドウの実りに悪影響が出てきます。そこで,育ちのよい芽だけを残し,不要な芽を切り落としていくのです。
先生から指示された通り,一つ一つていねいにはさみを入れて作業を進めました。丈夫な芽がしっかりと育っていくのが楽しみになりました。