ゴミ収集のひみつを調べよう。(4年社会)

 4年生は社会の学習で身近なくらしを支える人々のはたらきを学習します。今日は岡山市環境事業局の方に「環境ゴミスクール」の出前講座を実施していただきました。知っているようで分からない,いろいろなゴミのひみつの学習の始まりです。
 岡山市でゴミを出すときには,岡山市指定の黄色いゴミ袋を使います。事業局の先生が「ゴミ袋の値段を知っていますか。」とたずねると,4年生が元気に答えていました。
 家庭のごみはパッカー車(ゴミ収集車)で集めます。「集めるときには集め方のルールを守って出していますか。」事業局の先生とやりとりをしながら学習が続きます。岡山市では1.5t程度のゴミを積むことができる60台ものゴミ収集車が,家庭からのゴミを集めています。しかし,それだけでは,市全体のゴミを一日で集めることはできないので,地域によってゴミを集める日を分けています。
 パッカー車はとても力持ちです。人が乗ってもつぶれない金属缶が,パッカー車の力であっという間につぶれました。強力な機械なので作業をする人も注意して仕事をしているそうです。「一般の人はゴミ収集車に近づいてゴミを入れてはいけません。」「火事の元になるリチウム電池を捨てないでください。」等々,子どもたちは先生のお話を頷きながら聞いていました。
 岡山市では毎日ものすごい量のゴミが生まれ,そのゴミを処理するために時間と労力が必要となっています。少しでもゴミを減らすよう,4R運動「ごみになるものを断る(Refuse)」「むだなゴミを出さない(Reduce)」「くりかえし使う(Reuse)」「新しいものに作りかえる(Recycle)」の大切さも教えていただきました。
 実際にゴミ収集車に乗せていただく体験をしたり,学習したごほうびをいただいたりして4年生は大満足の1時間でした。お忙しい中,岡山市環境事業局の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。