校外学習に行きました(4年)

 4年生は校外学習で,岡山市の三野浄水場と東部クリーンセンターの見学に行きました。最初に訪問したのは岡山市北区にある三野浄水場です。

 三野浄水場は,今から120年ほど前の明治38年7月,全国で8番目の近代的な広域水道として整備された伝統ある浄水場です。はじめに水道局の方から浄水場のことについてお話を聞いてから,広大な浄水場を見学しました。
 プールのような池がたくさんありました。水はその中をゆっくりと巡りながら,生活に欠かせない水道水となり,私たちのもとに送り届けられます。多くの手間と時間をかけて作られていることが分かりました。
 水道記念館は,水の大切さや水道事業について楽しく学べる体験型施設として,リニューアルしました。水道にまつわる展示がいっぱいあります。
 見学が終わってから,東区の神崎山緑地公園に移動しました。とても天気のよい暑い一日でしたが,おいしいお弁当で元気いっぱいの4年生です。ご飯を食べたら,公園の遊具で遊んだり,探検をしたりして楽しいひとときを過ごしました。
 午後の見学は東区の東部クリーンセンターです。岡山市内の大型ごみ焼却施設の一つです。周囲の様子を眺めることができるほど高い煙突の展望室に上がりました。
 施設の方からは東部クリーンセンターの果たしている役割についてお話を聞きました。1日で約500tほどのごみを処理する能力があるそうです。しかし,くらしの中で出るゴミを減らす努力が一番大切であることを改めて教えていただきました。
 清掃工場の焼却施設では,パッカー車からごみピットに次々と運ばれる大量のごみを,爪の付いた巨大クレーンがつかみ上げてかき混ぜていました。生活の中で出るごみを処理するために,多くの人々のはたらきやお金が必要なことが分かりました。
 身近なくらしを支える仕組みについて学んだ一日でした。