ぶどうを育てよう(3年総合)

 3年生では総合的な学習の時間に地域で盛んに行われているぶどうづくりについて,栽培の様子や人々の思いについて追究する学習に取り組んでいます。古都小の運動場の隅っこにはミニぶどう園があり,毎年栽培活動をしています。
 地域でぶどう栽培に取り組んでいる岡田様と西崎様が来校してくださり,ぶどうの手入れを体験しました。今日は摘芯とつる摘みをします。
 夏に向かってぶどうの木は葉を繁らせ成長します。しかし伸びる芽を放っておくと,その芽が伸びるための栄養が必要になり,芽の先の方だけが元気で元々あった葉やぶどうの実りに欠かせない栄養が不足するそうです。そのため,余計な芽を摘んでぶどうの実が育つようにします。また,つるを残すと実に巻き付いて締め上げることがあるそうです。せっかく実るぶどうを守るために必要な作業です。
 先生の指示に従って,枝やつるをきれいに整えます。おいしいぶどう作りに欠かせない一手間です。
 これからはぶどうの開花シーズンです。この花の一つ一つがおいしい実になります。花が咲いたら「ジベレリン」という薬で種なしぶどうができるように処理をします。それは次回の活動です。
 岡田様と西崎様にはいつも子どもたちの指導で大変お世話になっています。これからもよろしくお願いいたします。