浸水被害に備える避難訓練

 岡山市のハザードマップによると,古都小学校は最大で校舎の2階程度の浸水被害が想定される場所に立地しています。こうした浸水被害に備えるための避難訓練を行いました。おとなりの古都こども園の皆さんも,本校に避難するシミュレーションで実施します。

 放送の合図で,北館1,2階の教室の子どもたちは,予め決められている3階以上の教室へ退避しました。階段が狭いため,密にならないように注意しながら移動しています。
 古都こども園の皆さんは建物の4階まで避難しました。1,2年生やなかよし学級の人たちも静かに並んで移動することができていました。全員の安否確認が完了するまで,落ち着いて行動することができ安心しました。
 給食時間の放送で安全担当の先生から,浸水被害のときの「垂直避難」に関するお話を聞きました。古都小学校周辺では,過去の大雨で浸水被害がありました。災害はいつ起こるか誰にも予測することはできません。今日の訓練で,「浸水があるときは,できるだけ高い場所に逃げること」「自分の命は自分で守ることができるように,日頃から備えておくこと」など,避難の心得を学ぶことができました。