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古都小ダイアリー管理人です。学校の日常を分かりやすく紹介してまいります。

アイマスク体験で分かること(4年総合)

 4年生は「めざそうバリアのない世界」をテーマに,身近なバリアフリーについて調べています。今日は先週に引き続き岡山市社会福祉協議会の皆さんのご指導をいただき,目の不自由な方の日常を体験する「アイマスク体験」に取り組みました。

 はじめに講師の先生からの話を聞いた後,アイマスクを付けて体育館の中を歩いてみました。「どう進んでよいか,足をどこに置くとよいか不安になる。」「危険なものが近くにあっても気づくことができない。」など,アイマスクをつけて周りが見えない状態で行動すると,さまざまな不安を感じることが分かりました。
 また見えない状態であっても,誰かにガイドしてもらいながら,「前に段があるので注意してください。」「ゆっくり右へ行きます。」などの言葉かけしてもらうことで安心できることを,体験を通じて学ぶことができました。
 町の中では点字ブロックや音のなる信号機など,目が不自由な方の移動のために多くの設備が整えられています。しかし,それらの設備の充実と同じくらい一人一人が相手を思いやる気遣いができれば,バリアのない町づくりにつながっていくことが分かりました。
 2週間に渡り社会福祉協議会の皆様には,学習の機会を設定していただき本当にありがとうございました。