4年生が国語の学習で自分のおすすめの本を「ポップ」を使って紹介する活動に取り組んでいました。お店屋さんの店頭には,人目を惹くキャッチコピーや価格などを表示し,見る人が手に取ってみたくなる広告や展示物が並んでいます。ポップとはそうした表示をさします。
はじめに教科書のポップの例を参考に,本を手に取って読みたくなるような工夫やもっとよくするとよい点などを考えました。ポップを観察すると限られたスペースに,多くの工夫が入っていることが見えてきました。
次に観察して分かったことを友達と話し合いました。「イラストが入っていると分かりやすい」「続きが読みたくなるような書き方をしている」といったよさや,「本のタイトルとキャッチコピーを分けて書いた方がよい」といった改善点など,自分が思ったことを意見交換していました。 国語をはじめとして,あらゆる教科で「分かりやすく伝える」ことが重要な力に位置付けられています。さまざまな学習の機会を通じ,「分かりやすく伝える」力の向上をめざして取り組みたいと思います。