3年生は総合的な学習の時間に「昔体験をしよう」という学習に取り組んでいます。先週昔ながらの調理用具の「七輪」について調べ,使い方について予習しました。今日は七輪を使って,おもちを焼く活動に取り組みます。
グループに七輪,マッチ,木炭,火おこしのための雑紙,木切れなどが配られました。マッチで火をつけるのは初めての人もいます。おそるおそるマッチで新聞紙などを燃やしますが,今度はしっかりと炭火を起こすのに一苦労です。
しかし,燃えやすいものからだんだんと火を大きくすることが分かり,赤い炭火が七輪の中で燃え始めました。
おもちが焼けたら,各自で用意した砂糖じょう油やきな粉をつけて食べました。自分たちで炭火を起こして焼いたおもちは,格別のおいしさだったようです。
子どもたちにとっては楽しい七輪を使った調理でしたが,電磁調理器,電子レンジなどに慣れ切った現代の私たちには,調理するだけでも大変な作業だということも分かりました。これからの学習では,活動を通して学んだことや昔のくらしについて調べたことをもとに,昔ながらのくらしについてテーマを決めてまとめていく予定です。