参観日とPTA人権教育研修会

 1月の参観日とPTA人権教育研修会を実施しました。

 1年生は学級活動「からだをきれいに」を公開しました。汗をかいて汚れがたまったままにしていると,人の体は不潔になり健康に悪い影響が出ることがあります。日常の生活で体をきれいにする大切さを理解し,自分の体を清潔にしていこうという気持ちを高めたり,男女で体に違いがあることを理解したりしました。
 2年生は学級活動「おへそのひみつ」を公開しました。おへそのはたらきを知ることを手がかりに,自分が誕生するまでにお母さんや家族の愛情をいっぱいに受け,大切に育てられたことを学習しました。そして,自分や友達,一人一人の命を大切にしようとする気持ちをもつことができました。
 3年生は道徳「お母さんのせいきゅう書」を読んで話し合う様子を見ていただきました。主人公は仕事や家事をこなし忙しいお母さんから0円の請求書を受け取ります。お母さんの思いを理解する主人公を通じ,家族の一員として進んではたらく大切さに気付いたり,思いやりをもって楽しい家庭にしようとしたりする気持ちを高めることができました。
 4年生は保健体育「よりよく成長するために」を公開しました。4年生はこれから心も体も大きく成長する思春期に差し掛かります。体をよりよく発育・発達させるには,適切な運動,食事,休養および睡眠が大切だということを学習しました。 
 5,6年生は体育館で合同授業を公開しました。株式会社コムパレットの桐野志摩美先生をゲストティーチャーにお迎えし,「ネット・スマホとのつきあい方」について授業をしていただきました。
 桐野先生の質問に子どもたちが答えを返しながら学習が進みました。メディアは生活になくてはならない便利なものですが,使い方を誤ると人の心を傷つけたり,自分が危険なことに巻き込まれたりする心配があります。ネットやスマホとつきあう上で,子どもたちが気をつけなくてはいけないことを,具体的な例を示しながら教えていただきました。授業を終えた子どもたちからは,メディアを長時間使わないこと,相手を意識した使い方に気をつけることなどの意見が出されていました。
 参観日後,5,6年生に授業をしていただいた桐野先生から,引き続きPTA人権教育研修会のご講話をいただきました。30名ほどの保護者にご参加いただき,情報機器と接する子どもたちに保護者としていかに関わればよいか,また子どもたちが自立していくためにどう支えていくべきか等のことについて,具体的な事例や教材をもとに教えていただきました。参加された方々が「子どもたちとの信頼関係を築くことがとても大切です。」という桐野先生のお話に,頷きながら熱心に聞き入っておられるなど,大変有意義な研修の機会となりました。
 お忙しい中,ご来校いただいた保護者の皆様に感謝申し上げます。