6年生は理科の学習で「だ液のはたらき」について実験していました。生き物が生きていくためには,エネルギーとなる食べ物が欠かせません。では食べ物はどのようにして,体に取り込まれているのでしょうか?唾液がでんぷんを変化させるかどうかを,実験を通して確かめます。
はじめに,お米を水で溶いてでんぷんが混ざった水を作ります。2つの小さなパウチにその水を入れ,だ液を付けた綿棒とただの水を付けた綿棒をそれぞれに入れ,人の体温と同じ程度のぬるま湯に浸します。しばらくしてからヨウ素液を入れて反応を見ます。
「アの方,だ液を入れた袋は色が変わってない!」「イは思った通り紫になった。だ液はでんぷんを変化させている!」実験の結果から,だ液がでんぷんを変化させたことが分かりました。動物には食べ物を変化させ吸収する消化のはたらきがあることをまとめました。