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古都小ダイアリー管理人です。学校の日常を分かりやすく紹介してまいります。

紙を大切にして,地球を元気に!(4年総合)

 4年生は総合的な学習の時間に身のまわりで出るごみをどのように減らすとよいのかを調べています。今日はゲストの先生として広瀬美砂先生に来ていただき,「紙を大切にして 地球を元気に!」というテーマで指導をしていただきました。広瀬先生は,香川県のご出身で,海釣りや生き物が大好きだそうです。瀬戸内海の海のごみを使った美術作品の制作に取り組んでおられ「海ごみアート・ワークショップ」の講師もされています。

 はじめに広瀬先生から,人類の課題である環境問題のこと,世界中の森林資源がものすごいスピードで失われていることなどを,スライドを使って教えていただきました。そして,森林を守り地球を守るために,ふだんのくらしの中で私たちができることを考えました。
 まず,紙などのゴミを少なくし資源として再利用していくことが重要だと分かりました。 
 先生の説明を聞いてから,実際に紙のリサイクルに挑戦してみました。捨てる紙を使ってリサイクル紙を作ります。まず再生する紙を細かくちぎったものを,水と一緒にミキサーで細かく砕きます。
 紙が細かくどろどろになった水を,紙すきをする容器に流し込みます。容器のネットに紙の繊維が重なり,葉書の元が出来上がりました。ネットとすのこから紙を外して水気をきってからアイロンをかけ,さらに水気をとばします。
 捨てる紙から新しい手すきの紙を作ることができました。手づくりで葉書を作って,びっくりの4年生でした。
 私たちの周りでは,捨てられた紙から作られた再生紙が当たり前のように使われています。広瀬先生からご指導いただいた『捨てれば「ゴミ」分ければ「資源」』の合言葉通り,日常生活の中でゴミや無駄を減らすことが大切であることを学びんだ4年生でした。