「きっぱりことわる」(4年道徳)

 4年生が道徳の公開授業をしました。「さち子のえがお」というお話を読んで,「善悪の判断,自律,自由と責任」など,正しいことを自信をもってする心の大切さを考えます。

 主人公のさち子は近くのスーパーで万引きをする同じクラスのユミから,「(万引きを)いっしょにやろう。」と誘われます。さち子は一瞬考えましたが「ユミちゃんやめて。万引でしょう。」ときっぱりと断りました。翌日,ユミから「盗ったものは,昨日お母さんといっしょにお店に返しました。さっちゃんのおかげです。」という手紙を受け取りました。 
 先生がユミ役,何人かの子どもがさち子役になって役割演技をしました。「一瞬ほしいな...。」と思ったさち子の気持ちに焦点をあて,よくないと知りながら相手に言うべきかどうか迷うさち子の気持ちについて考えました。
 自分が思ったことや気付いたこと,言いにくいことでも相手に伝えてよかったことなどを思い返して,となりの友達や学級全体で話し合う活動にも取り組みました。自分がよいと信じることを,勇気を出して相手に伝える大切さについて考えることができました。