着衣水泳(2,5年体育)

 2,5年生は体育で着衣水泳に取り組みました。ふだんの生活で水難事故にあう場合,服を着たまま水の中に落ちることが多いことが予想されます。服を着たまま水に落ちた場合はどうするかを体験し,水難事故から身を守る力を高めることをねらっています。

 2年生が着衣泳をしていました。水の中で体を動かすと服は大きな抵抗となって体力を奪います。仰向けで脱力して静かに背浮きで待つことができると,体力を消耗せずに息を続けることができます。でもこれがなかなか難しい。
 身の回りにペットボトルなどの浮かぶ手助けになるようなものがあれば,積極的に利用します。また,溺れている人がいたら,岸からロープや浮きになるようなものを投げて,それにつかまることができるようにします。他の人が水に入って救助するのはとても危険です。
 5年生も背浮きで長く浮いて救助を待つ練習をしていました。背中で浮いて手をひらひらと動かすだけで,ゆっくりと移動することができます。力を抜いて少しずつ練習しています。
 万が一の水の事故に備えて練習することができた2,5年生でした。