中学校区全体でのオンライン授業(実践的安全教育総合支援事業の取組)

 旭東中学校区は,令和5年度岡山市教育委員会指定の「実践的安全教育総合支援事業」の対象地区となっていて,中学校区全体で「情報モラル・情報安全」をテーマにした取組を進めています。岡山県警察本部少年課学校警察連絡室の方を講師にお迎えして,旭東中学校区内の全小中学校の教室をオンラインで結び,児童生徒向けの情報モラルに関する学習をしました。
 岡山県庁の警察本部の先生が,zoom(テレビ会議システム)を通じて,教室のみんなを指導しています。午前中は1~4年生対象の授業,昼からは5,6年生と中学生を対象にした授業をしました。
 1~4年生は,住所や名前などの個人情報が,本人が意識していなくても他の誰かに知られてしまう事例など,身近に起こりうるネットの危険性について学習しました。旭東中学生の迫真の演技のドラマを見て,間違ったネットの使い方でどんなトラブルが起こるかを知り,スマホなどを使う場合に注意することを話し合いました。
 午後の5,6年生と中学生の部でも,具体的な事例をもとにそれぞれの学校の教室を結んで意見の交換が行われました。先生の投げかけた課題について,参加した各教室で意見をまとめ,テレビ会議を通じて発表をします。
 一部画像が乱れた教室がありましたが,講師の先生や他校の教室とをオンラインで結び,情報モラルを高めるための取組ができました。SNSやネットのサービスの正しい使い方について知り,それらのメディアとうまくつきあっていくための基礎的な知識を学ぶ機会となりました。