自分の命やくらしを守ろう(4年社会)

 4年生が社会科で,自然災害から自分の命やくらしを守る方法について考えました。はじめに先生から,「夕方一人で留守場しているとき,大雨で近くの川から水が溢れてしまった。電話も通じなくなった。」と問いかけがありました。そして,どうすれば危険な状態を避けることができるのかを話し合いました。

 次に話し合いの内容を「逃げるときの服装」「持ち物」「避難のタイミング」「日頃からの備え」の4つに分類し,それぞれの項目について調べたいことを一つ選んでから,タブレット端末の資料から調べました。

 子どもたちのカードには,調べたことがメモされています。「逃げるときは厚底の靴を履いてガラスなどから足を守る」などのことに気づいた人もいました。 

 最後にグループごとに調べた内容を全体で共有しました。「逃げるときの服装」「持ち物」「避難のタイミング」「日頃からの備え」のそれぞれについて,自分が危険から逃れるために何をすべきかを知ることができました。災害にあったときに「自分の命は自分で守る」自助について,いろいろなポイントに気づくことができたようです。

 私たちの住んでいる岡山県は,比較的災害が少ない場所と言われてきましたが,近年は大きな豪雨災害をはじめ,台風による高潮被害などに見舞われることが多くなり,災害について真剣に向きあう必要が高まっています。災害から人々を守る工夫について,さらに調べます。