3年生が国語の公開授業を実施しました。「心が動いたことを詩で表そう」という学習です。前の時間に書いた詩を振り返り,相手に伝えたいことを伝えるために必要な言葉や表現方法を選んで詩を書くことができているかを確かめます。そして,さらによい作品にするための方法を見つけていく活動に取り組みます。
「相手の心に届くようにどのような書き方をするとよいですか?」という質問に,子どもたちから多くの答えが返ってきました。「言葉の繰り返し」「リズム感」「音や様子を表す言葉」「例えて表す方法」など,教科書の詩を読んで分かったことがたくさんありました。
自分の書いた詩に効果的な表現が使用されているか見直し,伝えたいことがよりよく伝わるように工夫します。教科書から分かった工夫をもとに考えていました。
書いた詩をペアで読み合いました。自分の表現と違う表現に気付いたことを友達のノートに書き添えていました。友達とのやりとりを通じて,効果的な言葉や表現,構成に気付いて作品をレベルアップさせていた3年生です。最後にもう一度修正した詩をペアで読み合い,友達の詩のよくなったところを伝え合いました。
最後に全体で気付いたことを話し合いました。
ペアで読み合ったり,全体で共有したりすることで,友達の考えと自分の考えを比較したり,自分の考えを吟味して友達のよい考えを取り入れたりして,様々な視点から考えることができたようです。