5年生は「海の学校」に行きました。感染症対応のため宿泊学習ではなく日帰りの忙しい日程となりました。心配されたお天気は回復基調です。中庭で出発式をして,「行ってきます。」のあいさつをしてからバスに乗り込みました。
今日は午前にカッター研修,昼からは砂の芸術で浜辺での活動をしっかりと楽しむ予定です。救命胴衣を着けるまでは少しのんびりとした雰囲気の子どもたちでしたが,カッター研修のために浜辺に並んだあたりから,5年生のやる気スイッチが入りました。みんなで気合を入れて活動開始です。
いよいよカッターに乗り込みます。研修を進める海の学校の先生の厳しい声が響きます。けががあってはいけないので,安全には注意が必要です。
最初はカッターの漕ぎ方を教えてもらいます。オールはいっしょに持つ友達の力が揃わないと一層重くなります。また,全体の動きが揃わないとうまく船が進みません。かけ声をそろえて,励まし合いながらいっしょうけんめいな5年生です。
「オールの音に合わせよう。」「まわりの人の動きを見よう。」海の学校の先生の指示にみんな必死で応えていました。後半には先生の指示がなくても,全員の動きが揃ってカッターがぐんぐん進むようになりました。
研修の最後に海の学校の先生が「自分のことだけ考えるのでなく,友達への思いやりや協力する気持ちが大切です。」とお話をされました。「秩序」「友情」「実践」の3つの目標が詰まったカッター研修を元気にやり遂げることができました。
カッターで力を出し尽くしてすっかり腹ペコになった古都っ子たちです。浜辺でおいしくランチタイムとなりました。おうちの方の愛情弁当をいただきます。
瀬戸内の島々や四国の山々が海の向こうに並びます。すばらしい景色を見ながらのランチタイムでした。
広い砂浜で,5年生の思い出フォトショット作りにチャレンジ。ウェーブ・ジャンプに元気が溢れていますね。
午後の部はスコップやバケツを手に砂の芸術に挑戦します。渋川の広い砂浜で思う存分砂遊びを楽しんでいます。