でんぷんができるわけ(6年理科)

 6年生は理科の学習で植物の光合成について実験をしていました。前日,学校園には日光が当たらないようにアルミ箔が被せられたジャガイモが用意されました。「日光があたるか,あたらないか」の違いで,ジャガイモの葉にでんぷんができるかどうかを調べる実験です。
 光の当て方を変えた2種類の葉っぱをアルコールで湯煎し,葉緑素を取り除きます。ジャガイモの葉っぱが白くなったところで,ヨウ素液の試薬を垂らして色の変化を観察しました。
 左の「一日光を当てなかった葉」はヨウ素でんぷん反応がありません。右の「覆いをかけずに光を当てていた葉」は,全体が紫に変化し,でんぷんができている様子が確認できました。でんぷんは太陽の光を使って葉で作られるようです。その後で,ジャガイモに蓄えられている様子が分かってきました。